「家族に高齢者がいる。財産をどうするのかを話し合っておきたい。」
「自分は先が長くはない。身の回りのものはどうしよう…」
このような気持ちから生前整理をお考えになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ある方が亡くなる前にその方の身の回りのものを整理して何を誰に渡すのか、手放すものはどのように処分するのかを決めることが生前整理の基本であると言えます。
これを行っておくことでご自身が大切にしているものをご自身の希望に沿って受け継いでもらえる可能性も高まりますし、価値のあるものを誤って手放してしまうこともありません。
また、親族間のトラブルの発生も未然に防ぐことができますし、何よりもご家族の身体的精神的な負担を軽減することにつながるのでお勧めです。
◎財産の処遇を決める方法
生前整理においては財産をどうするかというのも悩みどころでしょう。
まず行っていただきたいのは資産価値としてみなされるものをご自身がどれだけ所有しているかということを知ることです。
現金だけでなく不動産・株・車などもあるので、なるべく正確に把握しましょう。
その後、目録をつくってどこにあるのかを記載し、どの財産を誰に分配していくのかを相談しながら決めていきましょう。
◎現金化もおすすめです
宝石や骨董品や家電など、金銭的に価値のある財産が出てくると、それを誰がもらうかで揉めることになるのですが、これはその価値のあるものをもらった人だけが大きく得をするということが要因であることも多いです。
こういった場合、価値の大きさが同等のものがなければ上手く分けることも難しいかもしれません。
また、不動産が存在する場合にはそれが財産の大部分を占めることもあり、不動産を相続した人だけに財産が偏ってしまって親族間でのトラブルが生じることもあります。
どうしても話し合いで決まらない場合の解決策としておすすめしたいのが現金化するということです。
金銭にしてしまうことで民法に則った方法で分配することができますし、均等に分配もしやすくなり不平等さも解消することにつながります。
◎最後に
今回は、生前整理においての財産をどう扱うかについての方法をお話いたしました。
弊社におきましても生前整理のサービスをいたしております。ご家族の悩みに寄り添い、できる限りの提案をしながら解決に尽力しております。
生前整理に関してのご質問やご依頼がございましたら、弊社までお気軽にご相談くださいませ。