遺品整理を専門業者に依頼する方は年々増えています。遺品整理は本来、遺族の方のみで行ってきた作業なのですが、思った以上に体力や気力が必要です。また、現代社会では両親と離れて暮らすご子息が多く時間が無い上、不必要な遺品の処理方法も法令で厳しく制限されているので、ある程度の知識が必要になります。
その点、遺品整理業者では一連の流れを専門に行ってくれます。その際、作業の中で様々な費用がかかることをご存知でしょうか?
そこで今回は、遺品整理業者に依頼する際に必要となる費用の種類について徹底解説いたします。
1. 基本料金
まず、費用の大部分を占める基本料金が必要になります。これは部屋の広さや荷物の量によって決まります。1Rなのか3LDKなのかによって、荷物の量が変わるため料金は大きく変動します。荷物の量に比例して、人手や時間が必要になるためです。
2. 簡易清掃費
遺品整理の後に、部屋の清掃を行うための費用です。部屋の中の臭いや害虫駆除などの複雑な清掃作業は含まれません。
3. 養生作業費
ご自宅がマンションなどの集合自宅の場合、エレベーターで遺品を運搬する必要が生じる場合があります。大きな家具を運ぶ際に、エレベーターを傷つけないように養生を施す場合があります。
4. 貴重品捜索・仕分け・梱包費
遺品整理の真骨頂は、丹念な貴重品捜索です。
1点1点の遺品を確認し、残す必要のある遺品を仕分けします。
貴重品の中には、現金はもとより、貴金属など金銭的価値が大きくある物も頻繁に見つかります。
その捜索を念入りに行いながら、極限までリサイクルをするために細かく仕分けし、梱包します。
その作業にかかる費用が上記です。当然ながら、故人の思い入れが強い遺品ほど丁寧に扱います。
5. 搬出作業費
多くの遺品をご自宅から搬出する際にかかる費用です。遺品が多いと、人手や時間が必要になります。
またトラックまでの距離が長い場合も同様に手間がかかります。
6. 運搬車両費
遺品を運搬するトラックが必要になります。運搬車両費とは、そのトラックにかかる費用です。残す必要のない遺品はリサイクル業者に持ち込まれます。
きちんとした業者は多くのリサイクル業者と提携するなどしていますので、明確な提携先があるかどうか確認しておきましょう。
7. 廃棄物処理費
どうしてもリサイクルできない品物は、廃棄する事になります。その際に処分費用がかかります。
8.現場出張費
遺品整理業者に故人のご自宅まで来てもらうための費用です。
○さいごに
遺品整理には様々な費用がかかることがお分かりいただけたでしょうか。遺品整理業者の見積もりを確認する際の参考にしていただければ幸いです。
しかし、「えっ、こんなにたくさんの費用を確認するなんて面倒くさい」という方もいらっしゃるでしょう。
弊社では以上の費用が全てコミコミとなった料金プランでご案内しております。さらに、遺品の中に買い取りできる遺品があれば、その分の差額を料金から差し引かせていただきます。
お見積もりはもちろん無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお尋ねください。