空き家の整理がなかなかつかないのでインターネットで調べてみたという方にぜひ見ていただきたい内容です。
近年は親が亡くなったことで実家が空き家になったという方が増えています。
忙しかったり家から遠かったりと様々な理由で整理が進まないのは仕方ありません。しかし、早急に取り掛からないとデメリットがたくさん出てきます。
そこで今回は、空き家の解決法をご紹介します。
■早急に整理を始めるべき理由
誰も住んでいないと、庭が荒れたり虫が繁殖したりして、近隣住民に迷惑がかかってしまいます。埃の積もった家を後から整理するのは大変で、整理の前に掃除しなければならず、手間が増えます。
また、資産価値が下がり貸しにくい状態になりますし、放火や不法侵入などの犯罪の原因になりかねません。
加えて、手がつけられなくなって放置し続けてしまうと「空き家対策特別措置法」により固定資産税の特例対象から除外されるため、払う税金が増えてしまいます。
■空き家を整理する方法
空き家を整理する方法は、「自分で整理する」「業者に依頼する」「売却先や賃貸先に整理を委託する」の3つがあります。
最も大変なのが、やはり「自分での整理」です。
肉体的負担が大きく、時間もたくさんかかってしまいます。
最も簡単な整理方法は、「売却先や賃貸先に整理を委託」です。しかし、多くの場合は下請けの業者を使って片付けるため、割高になってしまいます。また価値の付く物を買い取ってもらえない場合が多く、たくさんの品物に紛れている貴重品を含め、「空き家にあるもの全てを放棄する」ことになることも考えられます。
■空き家整理は業者に依頼することがベスト
人が長年住んだ家にはたくさんのものがあり、それを自分や家族だけで忙しい合間を縫って片付けるのは困難です。あまり長く放置しているとやる気もなくなります。
先ほども述べたように雑草や虫、カビや害獣による侵食は止められませんので、できるだけ早く整理することが大切です。
整理業者に依頼すると、家の大きさやものの量にもよりますが、「1日」で空き家を整理することができます。忙しい方や遠方に住む方、体力的に難しい方にとっては良い空き家の解決方法かと思います。
業者に依頼する唯一のデメリットは「費用がかかる」ということです。決して安くはありませんので、業者になかなか委託できないという方も多いです。モノの量によって大きく異なりますが、3LDKのお家で最低でも15万円以上はかかります。(あくまで物の量によります)
しかし、リサイクルや買取を積極的に行う業者もあり、簡単に買取り査定をすることができますし、きれいに整理された家を貸したり売却したりことができるようになるので、そこから費用を捻出することも可能です。
何はともあれ、そのまま放置していてプラスに働く要素はありません。デメリットばかりです。
今回は空き家の解決法についてご紹介しました。
まだ空き家にモノがたくさんある、庭草が伸びてきたという方はぜひご検討ください。