「遺品整理したあとの遺品ってどうすればいいのだろう…」
自分で遺品整理をした場合に悩ましいのがこの点ではないでしょうか。使わない遺品は処分したいと思っても、普通に捨てるのは偲びない。
故人が長年愛用していたものなどは、特に、処分するのが後ろめたいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな方にお勧めしたいのが、遺品の供養です。
今回は遺品を供養する方法についてご紹介致します。
■供養とは
供養とは、お亡くなりになった方の冥福を祈るために行う行動全てを指すものです。
遺品の供養は、49日の法要が終わってから開始するのが一般的です。しかし、故人の住んでいた家が空き家になってしまったような場合は、家を引き払う必要があります。そのため、お葬式が終わったあとすぐに供養をしても問題はないでしょう。
供養を行う物はご遺族の考えによって様々ですが、一般的には眼鏡のなど身につけていた物や、衣類やカバンなど生前故人が愛用していたものです。また、故人が大切にしていたアルバム、お人形などが主な品物です。
■遺品を供養する方法
供養には2種類の方法があります。現場供養と合同供養の2種類です。
現場供養でいう現場とは、故人が住んでいた家のことです。すなわち現場供養とは、故人が住んでいた家まで僧侶が出向いて行う供養のことを指します。
一方で合同供養とは、供養したい遺品を寺社に預けて行ってもらう供養のことをいいます。他の方の遺品と一緒に供養をすることになるので、合同供養という名前がついています。
■業者も遺品の供養をやってくれる
ご自身で遺品整理を行うことが難しい場合、遺品整理を業者に依頼するという選択肢もあります。
遺品整理を業者に頼むということに冷たいイメージがあり、抵抗がある方もいらっしゃると思います。
しかし実際のところ、遺品整理をしたあと、遺品の供養まで行う業者も数多く存在します。供養は、遺品に込められた思いを尊重するという意思の表れであるともいえます。業者を選ぶ上で参考にしてもいい点かもしれませんね。
■まとめ
今回は、遺品整理に伴って必要な、遺品を供養する方法についてご紹介致しました。遺品には故人の思いが詰まっています。そのため、処分しにくいと感じるのは当然で、これからも親族の方が使っていくに越したことはありません。
しかし、処分しなければならないものが存在するのも事実です。そうした場合は、丁寧に供養をした上で処分すれば少し気が楽になるかもしれません。
ただ今回気をつけていただきたいのは、「供養」と「お焚上げ」は別のものだと言うことです。
供養は上記でご説明差し上げました通りですが、その供養が終わった後はどうなるのでしょう。
恐らく、多くの品々が、「供養後に廃棄」となっているはずです。
もちろん、供養しているのだから、その後はゴミとして捨てても問題ないと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、供養したからと言ってゴミと一緒に処分するのはどうなの?と、抵抗感を示される方がいらっしゃるのもまた事実です。
そのような時にはプロアシストにご相談ください。
弊社ではお預かりしたご遺品を供養するだけでなく、きちんとお焚上げまでをさせていただく事が可能です。
ご供養・お焚上げでお困りの際には、プロアシストまでお気軽にお問い合わせくださいませ。