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新着情報

仕事初めは東京都渋谷区にて生前整理でした。

2017年の作業は、東京都渋谷区からスタートです。

普段からお世話になっている東京都内に拠点を持つ不動産会社様からのご紹介で、生前整理をさせていただきました。



ご依頼様はすでに施設にご入居されており、現場であるマンションを売却するにあたっての作業となります。



最近ではこのように、老人ホームなどの施設への入居、病院などへ長期入院、また高齢者となった親御様の1人暮らしを懸念され、ご子息や親戚などのお住まいで一緒に暮らす事になった場合などあたって、お住まいになっていた物件を丸ごと生前整理されるケースが急増しています。



皆さんそれまでお過ごしだった環境は様々ですが、例えば賃貸物件の戸建てやマンション、アパートなどは、独居の親御様が入院された場合、毎月発生する家賃を空き家となった家に払い続ける事となるため、比較的早い段階で生前整理をお決めになられます。



但し、お身内の心境からすると「具合が悪くて入院したけど、また元気になって戻って来れるかも知れない」と信じたいため、仮にお医者様から「この先家に戻って1人で生活するのは難しい」と言われていても、少ない可能性に望みを託したい気持ちは大抵皆さんお持ちです。

ですが現実問題として仮に退院できたとしても、運動能力が低下されているため、登れた階段には登れず、ご自分でトイレやお風呂を使う事などはとてつもなく高いハードルとなってしまうのです。



そのような現実をご本人様やご親族が冷静に判断できた時、はじめてプロアシストへの見積もり依頼となります。

実は個人的に私も同じ事を経験しており、余命宣告された身内が病院から帰れないのがわかっていても、奇跡が起こるかもしれないとの望みから片付けられず、亡くなるまでずっとそのままにしていた事がありました。
賃貸物件でしたから、家賃を払い続けます。
しかしそんな負担があっても貸家を引き払う事は心情的に親戚一同できませんでした。

ですので、そのような状況下にあるお客様のお話を聞くと、非常にお気持ちがわかります。


また賃貸ではなく、持ち家の場合はさらに長期間手が付けられないケースもままあります。
過去、私が担当させていただいたお客様で、10年以上も空き家にされていた方がいらっしゃいます。

お父様が長い間入院生活を送られ、最期は結局退院できずにお亡くなりになったそうです。
お亡くなりになってからも気持ちの整理がなかなかできず、仕事や家庭の日常に追われる中で気が付けば3回忌。
ご遺品整理の依頼をいただいた時には10数年間の空き家であったと言う経緯です。



このようなケースでは、日常的に家の管理をできる距離にお住いの場合を除き、ほとんどが換気や掃除がままならず、湿気によってカビがいたる所に発生し、床は傷んで抜けそうになり、害虫やねずみの住処となってしまう事も少なくありません。



お気持ちの整理がつかないのは自身の経験上も痛いほど理解できるのですが、手入れ次第では使う事もできた不動産が傷み、価値が下がったり家屋解体を余儀なくされたり、空き家にしておくデメリットも非常に多いように思います。

そのような境遇にいらっしゃる方は、一度お気軽にプロアシストへご相談されてはいかがでしょうか。
今までの経験を元に、業者の観点から適切にアドバイスさせていただきます(^^)


◆生前整理作業完了◆














今回は施設にご入居されているご本人様が、自身のご判断でこの物件の売却をお決めになり、売却先の不動産業者さまからのご依頼となりました。

不動産業者さまからは「綺麗に片づけて掃除までしていただいたので、買い手もすぐに見つかると思います!」とお言葉をいただきました。

ご依頼主様とは一度もお会いできませんでしたが、間接的にお役に立てたならば嬉しい思いでいっぱいです。