故人が亡くなった後の整理は大変です。
お葬式や遺産相続などの法的手続きなどをはじめ、遺族がしなければならないことはたくさんあります。
その中でも遺品整理は非常に大変です。
今まで何十年と生活してきた中で増えるモノはトラック数台分に相当する事も珍しくありません。その片付けには途方も無い時間と労力がかかるため、亡くなった後もモノが残ったままの空き家になりがちです。実は空き家にはいくつかの危険が潜んでいます。
そこで今回は早急に空き家を整理すべき理由についてご紹介します。
■災害時の危険性が増す
地震が起こったときに危険性を高めてしまうことがあります。
例えば、地震が起きて建物が倒壊し、道路を塞いでしまったとします。
塞いだ道を確保するとき、散乱したものが多ければそれだけ時間がかかります。
きちんと空き家が整理されていれば早く復旧することができます。
■近隣住民に迷惑がかかる
空き家をきちんと整理せずに放置しておくと、使えたはずの物がゴミとなり、害虫や害獣が大繁殖して近隣の方に迷惑がかかってしまう事があります。例えば、シロアリやゴキブリなどの害虫は湿度の高い湿ったところを好みます。
老朽化した木造家屋などは絶好の住処です。こうして大量発生した害虫が遺品整理の妨げになり片付けの意欲が阻害されるだけでなく、近隣に広がります。
また庭の雑草も問題です。何年も放置されたままでは蚊などの虫を発生させる原因になります。蜂が庭に巣を作ったり、雑草の花粉が飛び散って近隣の洗濯物や外壁を汚してしまうことがあります。
■外観による悪影響
手入れしないままだと近隣だけでなく、街全体の印象や景観を乱してしまいます。
こうした家は不法投棄する場所としてモノが捨てられ、未成年による落書きなどのイタズラの対象になる上、放火の被害に遭うリスクも高くなるでしょう。
■今すぐに空き家を整理する必要がある
上記のように、災害時の危険性を高めたり、不衛生で近隣住民が困る原因になったり、犯罪の根元になったりと様々な問題が発生します。自分の家より遠ければこうした被害が見えにくく、また気づきにくくなります。
害虫や雑草があることで余計に整理する気持ちが薄れます。こうならないためにも早めに整理することが大切です。
空き家を放置することの危険性についてお話ししました。
わかっていても家から遠かったり、忙しかったりすると後回しになりがちです。
ただし、「臭い物に蓋をする」ように目をつぶって放置しても、いずれかは必ず片付けなければなりません。
こうした場合には「空き家の遺品整理を専門とした業者」に整理を依頼することをお勧めします。短時間で効率よく片付けることができます。
正しい廃棄・リサイクル知識があります弊社は、家財の整理を専門に行う業者です。空き家整理でお困りのことがあれば、ぜひ一度お問い合わせください。