「遺品をリサイクルすることってできないの?」
「遺品をリサイクルするメリットって何?」
このように疑問をお持ちの方はいらっしゃいますか?
遺品の整理をする際によくやってしまうことは、「まだ十分使えるのに分別するのが面倒くさいからという理由で全部処分してしまう」ということです。
そういった場合には「取っておこうと思っていた物も、他の家族が間違って捨ててしまった」と後悔してしまう声をよく聞きます。
そのようなトラブルは、ポイントをおさえる事で防ぐことができます。今回は「遺品整理の際に知っておくべきリサイクルという選択肢」についてご紹介していきます!
【遺品整理におけるリサイクルという選択肢】
遺品整理と聞くと「取り置く物と不要な物を分別して、必要がないものは処分する」というイメージがありますが、処分するという選択以外にもリサイクルするという選択があります。
リサイクルには処分することとは違い、いくつかメリットがあります。
遺品整理を行う前に是非とも知っておいてほしいことがあります。
それは「遺品整理はとても負担がかかる」ということです。
亡くなられた故人が一人暮らしをしていた場合に、どこに何があるのかを正確に把握しているのは、亡くなられた故人だけです。もっと言えば、暮らしていた故人さまご本人でさえ、家のどこに何があるのかを把握していない場合もかなりあります。
したがって、遺品の整理をするご遺族の方が、故人のものがどこにあるのかを把握しない事は、ごく当たり前の状況となります。
そのため遺品の整理をする際に重要な分別、つまり「取り置く物と不要な物を分ける作業」に非常に時間がかかってしまいます。
さらにここからが重要で、上記に加えて、次にいらなくなったものを処分しようと思ったら、処分するものの中には大きなものまで含まれているのが必然です。
例えば、冷蔵庫や洗濯機といった大型の家電や、ご飯を食べるテーブルなどは大きいものであるため、自分で処分するのにかなりの労力が必要になります。
そんな時には、リサイクルと言う観点。
例えばきめ細やかな遺品整理業者に依頼をすると、タンスや押入れの奥にまで詰まった全てのものから大切な物を見つけてくれて、さらに不要になった大型のものまで回収してくれるので、自分で処分する労力と時間が省けるのです。
また、きちんとした遺品整理業者はリサイクルをスムーズに行う術(ルート)を確保していますので、不用品を回収し廃棄の代行をする不用品回収業者に比べても、健全な処理の仕方であると言えます。
先ほども紹介した冷蔵庫や洗濯機などの大型の家電はもとより、テーブルやタンスなどの大型家具といったものを処分しようと思ったら、処分するのに本来お金がかかってしまいます。
しかし逆に、家電リサイクル料金や処分料などのお金がかかる大型の遺品を、リサイクル・リユースに出すことによって処分コストを削減してくれ、さらに必要とする誰かに使ってもらえるのです。
ましてや、捨てるつもりだった家財が少しでも買取対象になれば、これに越したことはありません。
遺品整理とは想像以上に大変なものです。
時間と手間(労力)が極端に軽減され、上手にリサイクルまでしてくれる遺品整理業者であれば、頼ってみるのも1つの方法ではないでしょうか。
以上のように、遺品の中で引き継ぐ予定のないものは積極的にリサイクルを考える事をオススメします。
また、遺品整理業者に依頼すると遺品のリサイクルを積極的に行ってくれるので活用してみると良いでしょう。