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特殊清掃員に必須の資格はない|あると便利な資格を紹介

特殊清掃 資格

特殊清掃員になりたいと考えている人の中には、「特殊清掃員になるにはどんな資格が必要なのかな」と疑問に思う人がいるのではないでしょうか。

 

結論からお伝えすると、特殊清掃員に必須の資格はありません。しかし、実務を行うにあたって取得したほうがいい資格があります。

 

本記事では、そんな特殊清掃員に関係する資格や、特殊清掃員へなるためにやるべきことなどを解説します。特殊清掃員になりたい人は、本記事を参考にして就職が有利になるように進めてください。

 

目次

特殊清掃員に必須の資格はない

先述した通り、特殊清掃員へなるために必須の資格はありません。そのため、就職さえしてしまえば誰でも特殊清掃員になれます。

 

そのなりやすさと需要の増加から、特殊清掃業者は2013年から2017年にかけて15倍も増加しましたが、知識や実績がない悪徳業者も増えてしまいました。そのため、お客様からは資格よりも確実に特殊清掃を行える特殊清掃のスキルや実績が求められています。

 

しかし一方で、実務を行うにあたって取得したほうがいい資格や、取得すれば就職が有利に進む資格があるのも事実です。どのような資格を取得すればよいかは、次項で解説していきます。

 

あると良い資格

 

先述した通り、特殊清掃員には取得したほうがいい資格や、取得すれば就職が有利に進む資格があります。その資格は次の3つです。

 

  1. 事故現場特殊清掃士
  2. 普通自動車運転免許
  3. 遺品整理士

 

それぞれ資格の概要や取得したほうがいい理由について解説していきます。

 

事件現場特殊清掃士

 

事件現場特殊清掃士の資格を取得していると、事故現場の知識があるとみなされ、就職が有利になる可能性があります。

 

事件現場特殊清掃士は、事件現場特殊清掃センターが養成・認定している資格です。特殊清掃の専門的な知識を身に着け、レベルの高い特殊清掃や安全な業務の遂行を目的としています。

 

民間資格ではありますが、資格を取得することで特殊清掃の専門知識を学べるため、就職に有利な資格といえるでしょう。しかし、特殊清掃員は知識よりスキルや実績を問われるので、就職した後はとにかく経験を積むことが大切です。

 

事件現場特殊清掃士の資格は、自宅に届いた教材で学んだ後、提出した課題が合格基準を満たせば取得できます。

講座の申し込みは事件現場特殊清掃センターのホームページから申し込めるうえ、通信制で取得できるため、忙しい社会人でも取得しやすいでしょう。

 

普通自動車運転免許

 

多くの特殊清掃業者は現場まで車で向かうため、普通自動車運転免許を取得しておいたほうがいいでしょう。

 

特殊清掃の現場ではさまざまな機材や薬剤を使用することもあり、多くの特殊清掃業者が現場には車で向かいます。普通自動車運転免許がないと現場に向かうことができず、仕事に支障をきたしてしまうでしょう。

 

普通自動車運転免許の取得方法は、自動車教習所に通いながら取得するか、自動車教習所が行う合宿へ参加して取得するかの二択です。時間がある学生なら短時間でとれる合宿へ参加することを、忙しい社会人なら空き時間で自動車教習所に通うことをおすすめします。

 

遺品整理士

 

特殊清掃業者は遺品整理を行うことがあるため、遺品整理士の資格を取得していると仕事の幅が広がります。

 

遺品整理士は、遺品整理士認定協会が養成・認定している資格です。遺品整理の取り扱い手順や遺品整理に関わる法規制等の知識などを学ぶことを目的としています。

 

特殊清掃業者では、特殊清掃だけでなくあわせて遺品整理を行うことが多いため、取得しておくと就職を有利に進められるでしょう。また、遺品整理士は認知度が高いことも、取得したほうがいい理由のひとつです。

 

遺品整理士は、事故現場特殊清掃士と同様に、自宅に届いた教材で学んだ後、提出した課題が合格基準を満たせば取得できます。遺品整理の合格率は65%と言われており、低い数字ではありません。油断せずにしっかり勉強していれば合格するでしょう。

 

特殊清掃員とは?

 

特殊清掃員とは、孤独死や事件現場、火災現場などの原因により汚損してしまった部屋を清掃して原状回復させる清掃業者です。

 

孤独死や事故現場などでは、故人の体液や血液で部屋の中が汚れていたり、腐敗が進んだことで腐敗臭が発生して臭いが部屋にこびりついていたりしています。このような部屋は通常の清掃では汚れや臭いを落としきることはできません。

 

そのため、特殊清掃員が機材や薬剤を用いて特殊な清掃をして汚れや臭いを落とし、人が住める状態へ原状回復させます。

 

具体的な業務内容は、体液や血液の清掃・発生した害虫駆除・臭いが付いた畳やフリーロングの撤去などです。また、業者によっては遺品整理やゴミ屋敷の清掃、家屋解体などを行っている業者もいます。

 

特殊清掃員になるためにやるべきこと

 

特殊清掃員には資格がいらないと解説しましたが、特殊清掃員になるためにはどのようなことをするのが重要なのでしょうか。特殊清掃員になるためにやるべきことは次の3つです。

 

  1. 遺族に寄り添う心を持つ
  2. メンタルを鍛える
  3. 求人から応募をする

 

それぞれなぜ重要なのか、詳しく解説していきます。

ご遺族に寄り添う心を持つ

 

特殊清掃員はスキルや実績が重要視されますが、同じくらい重要なのがご遺族に寄り添う心を持つことです。

 

特殊清掃員は依頼の連絡を受けたり事前に打ち合わせをしたりなど、ご遺族と話す場面が多くあります。その時にご遺族の心に寄り添わない態度をとると、信頼してもらえず依頼したことを後悔させてしまうかもしれません。

 

ご遺族は孤独死や事故死など不本意なかたちで大切な人を亡くされています。そのことを忘れずに、お悔やみの言葉をお伝えしたりご遺族に労いの言葉をかけたりなどして、ご遺族に寄り添う心を持ちましょう。

 

もし、どのように寄り添えばいいのか分からない人は、グリーフケアを学ぶことをおすすめします。グリーフケアとは、死別して心に傷を負った遺族をケアするサポートです。グリーフケアを学ぶことで、遺族へどのように寄り添えばいいのか勉強できるでしょう。

 

メンタルを鍛える

 

特殊清掃員は精神的につらいと感じてしまう場面が多いため、メンタルを鍛えておくことが大切です。

 

特殊清掃では肉片が残った浴槽や、血が飛び散っているような事故現場など、凄惨な現場を清掃することがあります。なかには、長らく発見されなかったことで、ウジやゴキブリなどの害虫が湧いている現場があるでしょう。

 

そのような凄惨な現場でも、特殊清掃員は仕事だと割り切って清掃を行わなければなりません。そのため、凄惨な現場を見ても心が折れないようにメンタルを鍛えておくといいでしょう。

 

具体的には、ストレス解消法を身に着けたり、凄惨な現場を見ても動じない鈍感力を身に着けたりすることがおすすめです。日ごろからメンタルトレーニングに取り組み、タフな精神力を身に着けてください。

求人から応募する

 

特殊清掃員になるには、求人へ応募しないことには始まりません。特殊清掃員になることを決めたのなら、求人へ応募しましょう。

 

特殊清掃員への求人の応募は、インターネット・ハローワーク・地元の求人誌などから応募できます。

 

勤務地にこだわらないのであれば、特殊清掃員に絞って検索ができるインターネットがおすすめです。反対に、地元で働きたいのであれば地元の求人誌から探してみるといいでしょう。

 

もし、就職活動が苦手な人や初めての人は、履歴書の書き方や面接の対策をしてくれるハローワークがおすすめです。また、ハローワークはインターネットでも求人が閲覧できるため、家にいながら就職活動ができます。

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まとめ

 

特殊清掃員になるには特別な資格はいりませんが、事故現場特殊清掃士や普通自動車運転免許、遺品整理士など業務を行ううえで必要な資格や就職に有利な資格があります。

特殊清掃員になりたい人はこれらの資格を取得しておくといいでしょう。

 

また、特殊清掃員になりたい人は資格だけでなく、遺族に寄り添う心を持つことや凄惨な現場を見ても動じないようにメンタルを鍛えることが大切です。

資格だけでなくこれらの準備を終えたら、覚悟を持って特殊清掃員の求人へ応募してみてください。