「生前整理」とは、一般的にご本人がお元気なうちに、ご本人の意思で家財整理をされる。との考え方が一般的ではないでしょうか。

もちろん、ご自分で生前整理が出来るなら、そうした方が良いと思います。

特に一人で暮らしている方は、自分がこの世から旅立った後、何らかの方法で誰かが家財を片付けなくてはなりません。

そう考えると、ご子息やお身内の負担を少しでも軽くする意味で、生前に家財を減らして身を軽くする事はおすすめです。

また、これまでしまい込んでいた家財を整理する事により、忘れていた大切な書類や思い出に、再び触れることができます。

そう言う観点から、生前にご自分で整理をするのは大変有意義な事だと考えます。

しかし、やはり大半の方が、お元気なうちに行き届いた整理をされていないのが実際です。

エンディングノートなどをはじめ、生前に自分の死後を考えると言う風潮は広まりつつありますが、まだまだ一般的とは言えません。

そのような事から、私達プロアシストにご依頼される生前整理とは、

１．施設へご入居が決まり、これまで住んでいた家や家財が必要でなくなった。

２．ご子息がお母様を自宅へ引き取られる際に、これまで住んでいた家を引き払う事にした。

３．長期入院のお父様が、退院後に１人で暮らせないと判断し、お身内で相談して片付け業者に依頼する。

と言う「家を丸ごと片付けたい」ケースが大半です。

今回ご紹介させていただく、東京都のお客様も、上記のような生前整理をご依頼くださいました。

ご依頼者さまは、生前整理を行わせていただくお宅とはほど近い、同じ東京都内にお住まいです。

親御様がこのまま一人でお住まいになる事も難しくなる中、色々な状況を考えて、施設へご入居される事に決まりました。

依頼主であるお身内は近くに住んでいるものの、やはり仕事が忙しく、ご自身で１軒分まるまるを片付けるには無理があります。

そのような訳で、プロアシストまでご相談いただいたのでした。

いつものように事前見積もりを行い、近隣の状況や駐車スペースなど、詳しく現地を調査します。

ご依頼者さまの意向を丁寧に伺い、最善のプランをご提案します。

プロアシストの特徴は、作業時に貴重品を丹念に探し出す部分にあります。

貴重品とは弊社基準で、現金・通帳・印鑑・有価証券類・お写真・カギ類・権利書などを指しますが、それ以外にもお客様より「〇〇を探してほしい」と言うご意向を毎度承っています。

細かいヒアリングが完了し、見積もり提出後にご検討いただき、正式なご依頼と言う流れとなります。

今回のお宅は、２LDKのお部屋で、大きな食器棚やタンスが数点あります。

よくよく考えてみると、我々にとっては日常的な事でも、お身内だけでこの大型家財を搬出するのは、少し無理があるでしょう。

タンスの中、押し入れの中、一箇所一箇所を、丁寧に貴重品捜索し、分別・梱包していきます。

他社さまと比べ、プロアシストの作業で最も特徴的なのが、「買取力」と「リユース力」です。

タンスや食器・雑貨など、まだまだ使える物を捨てている業者が大半です。

確かに捨てれば早いのでしょうが、これまで大切に使ってこられた家財をゴミの車に投げ入れるのは、ご依頼主にとって心苦しいのはどなたも同じです。

まだ使える家財を、必要な人の手に届ける事で、

・ゴミ処分に係る処分費用軽減

・買取金額提示により、作業代金軽減

・地球環境に対して優しい

・必要な人に喜ばれ、使っていた人も気持ちが晴れる

これらの良いことがあります。

どうしても想い出深い物は、お焚上げなどの方法もございます。

貴重品を残し、後の家財搬出が完了すると、次は簡易清掃です。

長い期間お住まいになると、当然ながら経年劣化が生じます。

しかし、家具の裏にあったホコリを取り、キッチンや風呂場・トイレなどの水回りをキレイにしていくと、家の中がさっぱり気持ちよくなります。

たくさんあった家財も、プロアシストにお任せいただけると短時間で解決します。

作業時間　AM９：００～PM２：００

約５時間で、清掃まで全て完了いたしました。

発見した貴重品は、アルバムなど多くのお写真が中心でした。

お返しさせていただき、作業が完了となります。

当日は雨でしたので、ご依頼者さまより大変労いのお言葉を頂戴いたしました。

微力ながら、お役に立てたのであれば嬉しく思います。

ご依頼、ありがとうございました。

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※弊社ではその場での作業即決を強要したりする、いわゆる「押し売り」のような行為は一切行っておりません。ご安心ください(^^)