身内の死後、葬儀や財産・法的手続きに続いて「遺品整理」があります。遺品が多すぎて一人ではできない、実家が遠方で頻繁にいけない、忙しくて時間が取れないなど、遺品整理を専門業者に頼む方は増えています。
しかし、決して安い価格ではないので、できるだけ抑えたいものです。そこで今回は遺品整理業者を決めるときの費用のチェックポイントご紹介します。
■そもそも相場はどのくらいなのか
できるだけ費用を抑えるには相場を知って比較することが大切です。費用は家財の物量と作業環境、それに伴う人件費によって大きく変わります。
1R・・・3万円〜10万円以上
1DK ・・5万円〜15万円以上
1LDK・・7万円〜20万円以上
2DK ・・10万円〜25万円以上
2LDK・・12万円〜30万円以上
3DK ・・15万円〜40万円以上
3LDK・・18万円〜50万円以上
4LDK・・22万円〜80万円以上
上記の料金は作業人件費や運搬車両費、廃品物処分費その他を合わせたおおよその費用です。なぜこれだけ費用に幅があるのかというと、処分する「量」が家によって違うからです。
ものが多ければそれだけ時間がかかりますし、処分にかかる費用や運搬するトラックの台数、人件費もかさみます。
また「作業環境」も費用に大きく関りがあります。
例えば)
・家の前にトラックが停められる場合と、百メートル離れたコインパーキングにしか停められない場合
・階段しか無い団地の1階と5階
など、同じ間取りで同じ家財の量でも、この環境の違いで作業困難度が大きく違う事がわかります。
■基本プラン、オプションを要チェック
遺品整理業者は部屋の大きさごとに、参考基本料金を掲載している会社が多いです。しかし、インターネットに掲載している基本プランが一番安いところが、最終的に最も安いとは限りません。プランには最低限の料金しか表示しておらず、業者によっては後から「追加料金」として請求されることがあります。
自分がして欲しい内容が含まれているか、含まれていなければオプションも含めていくらかかるのかを計算しましょう。基本プランではなく、「総額」いくらかかるのかについて考えましょう。無料見積りは具体的な費用を知る最も良い方法で近道です。
■買い取りに過剰な期待は禁物
新しいものや使えるものは買い取ってもらえる場合があります。しかし、新しいからといって必ず良い値段で売却できるとは限りません。
捕らぬ狸の皮算用は一旦やめて、具体的に整理作業や買取の見積もりをしてみましょう。
納得のいく買取り価格で無ければ、売らなければ良い話です。
時間にゆとりがあれば、売れそうな品物を買い取り専門店に持って行くことで、価値のある物を売却する事はできます。しかし忙しい方には難しい場合が多いですよね。
そのような場合には、買い取り専門店にそん色なく値段をつけてくれる片付け業者を選ぶのも良いでしょう。そうすれば手間は激的に減り、遺品整理の費用を抑えることにも繋がります。
また、”とにかく売却する”と言う考えでなく、価値を知った上で「形見」とするのも良いかも知れません。
弊社では、買取りなどの具体的なご提案も可能です。無料見積もりにてより具体的な料金を提示できますので、お気軽にご相談ください。