遺品整理は体力と気力が必要になる作業です。そのため、最近では遺品整理を専門に行う業者に依頼する方が多くなっています。
遠方に住む遺族やお忙しい遺族の方にとっては、遺品整理にどれくらい時間がかかるのか気になるところではないでしょうか。
今回は遺品整理にかかる時間を解説します。
○作業にかかる目安時間
一般的に、作業にかかる時間は部屋の広さに比例します。1Rですと、実際は2~3名で作業することが多く3~4時間、2DKでは4~6名の人員で5時間ほどかかります。それ以上部屋が大きくなると、相応の人員をかけて6時間程度かかる事が一般的ですが、同じ間取りでも家財の量に大きく左右されます。
○作業時間を決定づける要因
先述の通り、作業時間は部屋の広さだけでなく、現場の場所や荷物量などの要因によっても大きく左右されます。ここでは、作業時間を決定づける要因についてご紹介します。
・荷物の量
当然ですが、同じ部屋の広さでも、荷物の量が多いとかかる時間は長くなります。遺品を一つ一つ吟味する必要があり、それらを全て運び出して車に積むのですから、当然人手もいります。また、大きな家具や家電があると、搬出に時間がかかります。必要ならば家の各所を傷つけないよう、丁寧に梱包して運ばなければなりません。
・階層
故人のご自宅がマンションか一軒家かによって必要な時間が異なります。マンションの高層階ですと、遺品を搬出する際にエレベーターを使用する必要があります。エレベーターを傷つけないように養生する場合もありますし、何度も地上と部屋を往復しなければなりません。
一軒家でも、間取りが複雑ですと作業時間が長くなります。大きな家具を運ぶときに、間取りが複雑だと工夫して搬出する必要があります。
そのお家に引っ越して来た時、大きな家具を窓から吊って入れた記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
・オプションサービス
遺品整理業者では多くのオプションサービスを用意しているところがあります。エアコンや団地の風呂釜の撤去などの工事や、遺族の方が部屋で亡くなられた際の脱臭作業や害虫駆除などの特殊清掃を行う業者もあります。
また、業者によっては遺品の供養を行ってくれるサービスを提供しています。このような、オプションサービスを利用するかどうかによって必要となる時間は変わるというわけです。
○さいごに
今回は、遺品整理業者に依頼するときにかかる時間についてご説明しました。作業時間は様々な要因によって決定づけられます。見積もってもらうときに、作業時間についてしっかりと確認しておきましょう。
ただ、作業当日に、様々な要因から見立てより長い時間がかかってしまう場合があります。そのため、時間はなるべく余裕をもって確保しておきましょう。
弊社では、遺品整理に関する様々なお悩みやご相談を承っております。お見積もりを無料で行っておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。